平均寿命の折り返し地点を過ぎて思うこと

人生の後半にさしかかっているにもかかわらず、何気に暮らす日常に思いをめぐらす。

日本人観光客を客観視する

2年も放置状態。
すっかりブログの存在を忘れており、再び思い出す。ブログ更新は、思い立ったときに時々更新できれば良いな~って思う、非常にゆるい今年の目標。

さて、かれこれバリに住んで19年目に突入。
そこそこ長く海外に住んでみて、日本を客観的に見る自分があります。
特に観光地のバリに住んでいるため、毎年多くの日本人がお越しになっているため、日本人観光客の方々を客観視してしまいます。

 

バリ島は世界の人気観光地なので、欧米人はもちろんのこと、近年では中国人観光客が目立ちます。一昔前は、日本人観光客サマサマという時代もありましたが、今ではすっかり中国人サマサマ時代に突入し、
「私は日本人だよ!」
とは通用しない時代となってきています。
はたまた、インドネシア人も経済的に豊かになり、中級層が増え、贅沢するようになったので、ジャカルタやスラバヤなど、他の島からもバリ島へ観光に来られます。
そこで近年では、ジャパニーズマネーがケチっぽく感じでしまうわけです。
なぜなら、意外とインドネシア人の方々はチップを弾まれ、また欧米人の方はチップの習慣があるので、とてもスマートにチップを渡されます。
しかし、日本人はまったく気にしない方もいれば、気にされてもルピアのゼロの多さにびっくりしてか、どれぐらいの額が妥当なのかがわからず、1000ルピア(8円ぐらい)とか2000ルピアとか渡される方もいらっしゃり、頂く額に難癖つけるのは良くないが、さすがのインドネシア人もこの額には苦笑い。
1日付き合うガイドやドライバーさん達なんかは、
「一生懸命サービスしたのにな~」
という感じになるでしょう。
おそらく額が分からずなんでしょうが、このぐらいの額なら、むしろあげない方が良い額なので、同じ日本人として、そういった事をインドネシア人の知人から聞いた際は、とても恥ずかしく感じてしまいます。
もちろん上手にされておられる方もしらっしゃいます。しかし大判振る舞いする必要はないですが、あくまでも心遣いなので、せっかく旅行に来たので心も大きく、欧米人などを見習ってもらい、スマートにチップが渡せる日本人が増えれば、私も日本人として鼻が高いのにな~と思ったしだいです。

下の写真は、7年前のドリームランドの写真です。すっかり現在と様変わりしています。この時もそこそこ人は多かったですが、更に人気を増していております。

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