平均寿命の折り返し地点を過ぎて思うこと

人生の後半にさしかかっているにもかかわらず、何気に暮らす日常に思いをめぐらす。

ビットコインを購入してみた

私は自分で言うのも何なんですが、自分はちょっとやややこしい性格で、大勢の人が右を向くと左を向き、下を向くと上を向くという、天邪鬼の気質があり、バレンタインだからチョコレートを男性にあげる、クリスマスイブだから彼氏とデート、みんなが美味しいと言うお店には並んでも食べに行く、という事などを基本的に避けてきた。
そして昨今、仮想通貨ブームということで、よーく耳を澄ませないと聞こえてこないが、結構意外なことに、周りでは多くの人がビットコインなどの仮想通貨を買っていたのです。この仮想通貨についても、「実態の無いものにどうして皆は騒ぎ熱狂し、購入するのかが信じられない!!」と思っていた。しかし、時代の流れに乗らない自分が、なんか新しい事を良く思わない古い人間のような気がし(実際もう古い人間にさしかかっているが)、良いものかどうか実際に購入して判断してから決めようと、一年発起し購入してみました。

しかし、海外で住む身としては、ビットコインの購入への道は長かった。

もちろんここバリ島にも仮想通貨の販売所はあり、登録すればルピアで購入は可能なので、その道を選べば簡単でした。しかし、私はルピアでの購入を選ばす(なぜなら、まとまったルピアが銀行の定期に入っていたので解約できなかった)、日本からの購入の道を選んだのです。そこで、まず海外に住所があっても開設できる販売所はどこなのかを調べました。

調べによると、海外に住所があっても開設できる販売所は、ビットフライヤーでした。さっそく新規登録を行い、日本の銀行口座の登録なども行い、ここまでは順調でした。「銀行口座の承認が取れました。日本円を入金すると仮想通貨が購入できます」とういうメッセージを受けたので、これで購入できると思い、早々に日本円で5万円を送金し、着金も確認出来た。ドキドキの思いで購入しようと額も入力し購入ボタンを押してみましたが、何の反応もしません。なぜだ!なぜだ!なぜだ!と少し焦りだし、私の5万円はどうなる!などと思いながら、ふと自分のステータスを確認してみると、私のステータスはまだ「ウォレットステータス」だったのです。そう、このステータスではトレード(売り買い)出来ないということです。

住所確認がまだ済んでいないため、ウォレットステータスのままだったのでが、住所確認はビットフライヤーから書類が送られてくるということで、ここからはひたすら待ちました。2018年3月23日に5万円を振り込んでから、待つこと1ヶ月と1週間、4月30日、ようやくビットフライヤーから住所確認の書類が届きました。

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なんとFedExではありませんか。すばらしい。ただこの1ヶ月と1週間という期間、私は待つことに絶えられず、2度ほどこの件に関してクレームのメールをビットフライヤーへしています。そして2度目のメールの回答で、実はこの書類が届く前にトレードステータスにアップグレードしてくれていたのです。

しかし、さらなる問題が私に降りかかります。この1ヶ月と1週間の間に、私はなんと最悪なミスを犯してしまいます。それはログインの際のパスワードを忘れてしまったのです。最初は結構簡単に考えていました。パスワード忘れましたというところをクリックすれば、登録メールにパスワードをリセットしますというメールが送られて、それで再度新しいパスワードを作成すればログインできると。。。しかし、ビットフライヤーは良い意味ですばらしいセキュリティーを行っている会社だったのです。なんと、電話で本人確認をしてからではないと解除されないと。そしてまた待つこと3日。ようやくビットフライヤーから電話がありました。海外にもわざわざ電話してくれるんですね。そして本人確認ができ、新しいパスワードを作ってこれでログインできると思いきや、またまた私に問題が起こります。なんと私は携帯電話を買い換えてしまったので、それに伴い、ビットフライヤーにログインするための第2認証をグーグル認証システムを使っていたので、これもまた解除しなくてはならないのです。。。そしてまた本人確認の電話を待つのですが、ゴールデンウィークになってしまい、オフィスは連休。またまた私は長い日数を待たされる羽目になりました。

そんなこんなで、長い道のりではありましたが、2018年5月11日、ようやくビットコインが購入できました。

とにかく、私みたいに馬鹿なこと(パスワードを忘れるや携帯電話を買い換える等)をしなければ、おそらく海外に住む方も1ヶ月ぐらいでトレードステータスにまでこぎつけるかと思います。

しかし、今後の教訓として、グーグル認証システムは便利なツールではあるが、携帯電話を買い換えるなどをする場合は、まず変更の手続きを行ってから買い換える事をお奨めします。このような教訓が少しでもお役に立てれば私の失敗も本望です。

最後にビットフライヤーでのお得な特典として、ビットフライヤー経由で買い物や予約(楽天市場、楽天トラベル、じゃらん、booking.comやAGODAなど)をすると、各会社によってもらえるコイン額は様々ですが、ビットコインをもらうことが出来るのです。私はネットショッピングが好きなので、これはとてもメリットだと思い、早速ビットコイン経由で買い物をして、すでにいくらかビットコインをもらっています。ただ、コインの受け取りにはこれもまた時間がかかります。

何通かクレームのメールを送ってしまったビットフライヤーさんですが、セキュリティ面ではしっかりしているようです。後は、もう少しスムーズにスピードアップして対応していただけると、すばらしい会社になるとは思います。今後に期待したいですね。

 

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もうすぐバリヒンドゥー教の正月「ニュピ」です。

2018年になって、もう3月になっている。月日の流れの速さにいつも驚かされます。

さて、毎年3月の中旬から4月頭にかかるくらいの時期は、バリヒンドゥー教の静寂の日で「ニュピ」がやってきます。バリの正月とも言われますが、日本のお正月のような日とは大違いです。

ちなみにバリヒンドゥー教では、「サカ暦」と「ウク暦」の2つの暦を使っており、サカ暦は太陰、太陽暦で計算して1年となり、ウク暦は210日が1年になります。そしてこのニュピや農耕儀礼はこのサカ暦に基づいており、その他の多くの宗教行事は「ウク暦」に基づいていますが、ただバリ・アガの村(古くからの伝統を守る村)にあるお寺や、16世紀以前に建立された一部の寺などの建立祭(オダラン)は、サカ暦に基づいている所もあるようです。とにかく日本人の私にはこの暦を理解することは難しく、バリ人でさえもちょっと難しいようなので、主に皆、バリカレンダーを見ていつがどの祭事、いつがこの行事には良いなどを判断しています。

さて「ニュピ」ですが、今年は、2018年3月17日となりまして、静寂の日となるため、観光客と言えども外出は禁止されており、空港や港も閉鎖されます。夜は明かりを付けることも禁じられ、ホテルなどでは敷地内であれば、日中はプールで遊んだり、夜は電気の使用が可能であったりしますが、プライベートハウスはもちろんですが、小規模なホテルやホームステイでも夜の電気の使用は禁止されたりするので、天気が良いと、空には満点の星空を見ることが出来ます。もう「真っ暗闇とはこれなのか」と思うほどむちゃくちゃ真っ暗になり、目をつぶっているのか、明けているのかが分からなくなるぐらいです。たった1日ですが、どれだけ電気消費に貢献していて、外出も禁止されるので、車やバイクも走りません。よって二酸化炭素の排出も軽減され、エコに良いのかと思います。
もちろん、最初は不便を感じた事もありましたが、さすがに過去18回ものニュピを経験しているので、もう苦では無いのですが、たった1日なので、世界中でこのような行事を行えば、どれだけ地球温暖化に貢献でき、そして電気のありがたさ、日常の便利のありがたさを理解できるのだろうと思うのですが。

ニュピの本来の目的は、ニュピ数日前から前日までにいろいろな行事を経て、悪霊を起こして追い払い、そして静寂の日のニュピにその悪霊が完全に去るのを静かに過ごし、瞑想などをして待つ日なのですが、仕事も出来ませんので、仕事に追われる我々現代人には、心と精神を休めるすばらしい日にもなるのです。

よって、私は推奨します。世界各国「ニュピ」を1日作りましょう。みんな仕事も出来ないので、誰かを出し抜いてどうこうしようという事も出来ないため、皆が安心してゆっくりとリラックスして過ごせ、そして尚且つエコにも役立つという素晴らしい1日を、ぜひお考え下さい。

尚、もちろん病気などの緊急の場合は、外出許可が出ますので、ご安心ください。
とにかくなんでも試してみるに限るので、バリ島のニュピ体験をしてみませんか?ぜひ、本物を味わう為に、大型ホテルに宿泊するのではなく、ホームステイなどでリアルなニュピをお試しあれ。

この写真はオゴオゴといって、張りぼての鬼の様なものです。このオゴオゴを担いで、若者たちが村中でをニュピ前夜に練り歩きます。優秀な作品には賞も与えられたりします。ニュピの1ヶ月前位から、子供はもちろんですが、大人の男衆もこのオゴオゴの製作にソワソワしだします。いくつになっても男は子供なんだなと感じる時です。

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日本人観光客を客観視する

2年も放置状態。
すっかりブログの存在を忘れており、再び思い出す。ブログ更新は、思い立ったときに時々更新できれば良いな~って思う、非常にゆるい今年の目標。

さて、かれこれバリに住んで19年目に突入。
そこそこ長く海外に住んでみて、日本を客観的に見る自分があります。
特に観光地のバリに住んでいるため、毎年多くの日本人がお越しになっているため、日本人観光客の方々を客観視してしまいます。

 

バリ島は世界の人気観光地なので、欧米人はもちろんのこと、近年では中国人観光客が目立ちます。一昔前は、日本人観光客サマサマという時代もありましたが、今ではすっかり中国人サマサマ時代に突入し、
「私は日本人だよ!」
とは通用しない時代となってきています。
はたまた、インドネシア人も経済的に豊かになり、中級層が増え、贅沢するようになったので、ジャカルタやスラバヤなど、他の島からもバリ島へ観光に来られます。
そこで近年では、ジャパニーズマネーがケチっぽく感じでしまうわけです。
なぜなら、意外とインドネシア人の方々はチップを弾まれ、また欧米人の方はチップの習慣があるので、とてもスマートにチップを渡されます。
しかし、日本人はまったく気にしない方もいれば、気にされてもルピアのゼロの多さにびっくりしてか、どれぐらいの額が妥当なのかがわからず、1000ルピア(8円ぐらい)とか2000ルピアとか渡される方もいらっしゃり、頂く額に難癖つけるのは良くないが、さすがのインドネシア人もこの額には苦笑い。
1日付き合うガイドやドライバーさん達なんかは、
「一生懸命サービスしたのにな~」
という感じになるでしょう。
おそらく額が分からずなんでしょうが、このぐらいの額なら、むしろあげない方が良い額なので、同じ日本人として、そういった事をインドネシア人の知人から聞いた際は、とても恥ずかしく感じてしまいます。
もちろん上手にされておられる方もしらっしゃいます。しかし大判振る舞いする必要はないですが、あくまでも心遣いなので、せっかく旅行に来たので心も大きく、欧米人などを見習ってもらい、スマートにチップが渡せる日本人が増えれば、私も日本人として鼻が高いのにな~と思ったしだいです。

下の写真は、7年前のドリームランドの写真です。すっかり現在と様変わりしています。この時もそこそこ人は多かったですが、更に人気を増していております。

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今日はクリスマス・イブ

本日12/24は、クリスマス・イブですよね。日本だと恋人同士で過ごし、かつて私も人生の中で確か1回だけ、当時付き合っていた彼氏と、友達と友達の彼氏とで過ごした記憶がある。みんなそれぞれプレゼントを購入して、4人で誰のプレゼントが当たるか判らないように交換したはずです。20年以上も前の事なので、かなり曖昧ですが。。。
おそらくこの1回限りだったと思う、私が彼氏と過ごすクリスマス・イブというのは。
そもそも、私は非常に天邪鬼で、みんながする事が嫌いな性分。クリスマスの時も、バイトばかりしていて、彼氏が居ないときは良いが、彼氏が居るときでもバイトしてました。「なんでクリスマス・イブ、彼氏と過ごさなあかんねん?!」って言ってましたw

バリ島で生活するようになり、こちらでもレストランやホテルでは、クリスマスイベントがあったりと、クリスマスから年末年始に掛けて、盛り上がる時期になりますが、恋人と過ごすという感覚はありません。やはり家族の居る人は家族と過ごすという感じですし、クリスチャンの人は教会へ行き、クリスチャンではない人で、自分の宗教を重んじる人は、ただの休日です。日本とはぜんぜん違います。私はこっちの感覚の方が好ましく思います。娘が出来てからは、クリスマスプレゼントは娘に見つからないように買いに行って、夜中まで隠して、娘が寝付いたらプレゼントをクリスマスツリーの下に置いてという過ごし方です。

しかし、どうして日本人は宗教心は無いくせに、クリスマスを祝い、正月は神社へ初詣して、彼氏や友達と騒ぐのでしょうか?そんな日本人が嫌いと思ってしまう私。。。
まあ、天邪鬼なので、人と違う事をしたい性分なんで、ご勘弁を。

寒いクリスマス、20年ぐらい経験いてない。
寒いお正月にお節に雑煮、20年ぐらい経験してない。

あぁ~、さすがにここまで間があくと、”ザ・日本の正月”というのが恋しくなっている今日この頃。今年はもう無理なので、がんばって来年こそはと思います。

皆様にとって良いクリスマスでありますように!

Merry Christmas!!

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私の好きな島、Gili Trawangan のVILA OMBAKのクリスマスイルミネーションです。

はじめに

このブログのタイトル「平均寿命の折り返し地点をすぎて思うこと」、日々何気に過ぎていく日常、しかしその日常には喜びもあれば、怒り、失望、驚きなど、平均寿命の折り返し地点を過ぎたおばさんが、思いのままにこのブログへつづっていければと思います。

今までは仕事の関係上、紹介するブログは書いてきましたが、自分自身の日記的なブログは初めてなので、これからどんな事を実際に書いていくのかが、まだ未知なのですが、とにかく三日坊主にならない事が第一目標です。

公の場で文章をつづり、そして誰でも見ることが出来るブログなのですが、特に支持を得たいとか、共感を持てもらいとか、楽しんでもらいたいとか、八方美人的な内容にはしたくないと思っています。よって一方的な思い、そして発言であるかと思いますが、その点についてはご了承いただければと思います。あくまでも自身が思うことですので。

 

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 この写真は、私の大好きな島、インドネシア・ロンボク島の北西部の小島、ギリ・トラワンガンから見た、バリ島アグン山に沈む夕日です。
普段はバリ島に住んでいるのですが、トラワンガンからバリ島に沈む夕日をみると、なんだか感慨深い思いになってしまうのです。

さあ、まずは第一目標、三日坊主にならないよう、定期的にアップできるようがんばろう!